コンプレックスを隠すだけでは始まらない ❘ 手術を決めてから当日はかなり緊張した ❘ 理想としていた自分に変身できた
美容のプロフェッショナルである、エステサロンでも解決ができないのですから、医療機関での治療に頼るよりほかありません。
美容クリニックで顔の大きさや、ホームペースのようなエラ張り顔を相談したところ、骨を削る手術の提案がありました。
美容整形手術の中でもエラ削りの手術はリスクも高いものの、骨を削ることで確実にエラは改善されて、理想的なフェイスラインを手に入れることができるという話に、心が動かないはずがありません。
実際に手術を体験したから言えることですが、生半可な気持ちでトライする手術ではなく、本当に悩んでいてダウンタイムも乗り切る覚悟を持ってする手術だと感じています。
口の中から切開をして骨を削る手術は、全身麻酔で行う大掛かりな手術方法であり、手術は麻酔が効いているから痛みはないにしても、目覚めてからがまさに痛みとの戦いです。
まず手術のあとには当分の間、激しい痛みが待っているので、鎮痛剤を飲んでいても穏やかではありません。
激しい痛みとともに、口の中は常に衛生的にしないとならないですし、感染症のリスクもあります。
食事もすぐにはいつもの固形物を、好きなだけ食べることはできないので、食べることへの我慢も必要でした。
痛みや不調があるのでそれほど食欲はわかないとしても、口に食べ物を入れて咀嚼するのは困難であり、飲み物を補給するような感じです。
手術をしたら数日間は病院で入院をして、自宅へ帰ったら自分だけが頼りですので、心細さもありました。
手術を受けた病院では、心配なことや不調があれば、いつでも電話をくださいと言われていたので、それは心の励みになったことです。
骨は口の中を切って削るので周りからは傷跡は見えないですが、完治するまでには時間が長く掛かります。
傷跡が塞がっても傷が残る違和感はあるので、それに慣れるのも時間がかかります。
手術をしたあとは腫れますが、私の場合は4週間くらいは顔が腫れていて、少し不安になるくらいでしたが、1ヶ月経過くらいで引きました。
エラを削る手術を行ったあとにしばらくの間、知覚過敏の症状も出ていて、口の中の状態は今までの人生でなかったほど、不快な感じが続いていました。
顔の腫れは1ヶ月程で引いたものの、それはおたふくのような強い腫れが引いたということで、顔のむくみのような症状は結局は6ヶ月くらいは続いていました。
職場を退職してしばらく働かないと決めていた時期だったので出来た手術ですが、普通に働きながらのエラ削りの手術は大変と感じました。
病院での手術を受けてからおよそ3ヶ月くらいは、相変わらず食事をするにも痛みが強いですし、人との会話をするだけでも痛みが出ていました。
幸いなことには働いていない時期だったのでよかったですが、退職前は接客業でしたので、退職と同時に手術をしたのはタイミングが良かったと感じます。
ひとり暮らしなので日用品の調達にも困るかと思っていましたが、事前に買い置きをしておいたり、配達での買物を利用したので、引きこもりの生活も快適でした。
エラ削りの美容整形でのリスクとも向かい合いながら乗り越えて、1年経過した今ではすっかり完成形となりました。
もちろんもう痛みも腫れもないですし、シャープなエラのない小顔になっています。